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サーキットの現状 [サーキット]

こんにちは!ムロちゃんです。

昨日気をつけて無理をせず、今日に備えたはずだったんですが、結局風邪をこじらせてしまい、お休みを頂きました(T_T)

で、暇なんでこんな時間ですが、ブログUPです(^_^;)

ブログ友達のmiyapppさんが、サーキット独自の騒音規制に悩まれている様でしたので、ちょっとサーキットの現状を整理してみようかな?と…
(ちなみに僕はサーキットの「中の人」ではないので、憶測も多分に含まれていますが、そんなに大外れでも無いと思います…(^_^;)「中の人」が補足してくれると嬉しいなぁ(笑))

純正サイレンサー

サーキットの事を話す前に、日本の二輪(モータースポーツ)業界の現状も知っておく必要があると思います。

日本には二輪メーカーとして四大メーカーがあります。(言わずもがな「ホンダ」「ヤマハ」「スズキ」「カワサキ」ですね(^_^))
で、これらのメーカーの内、「二輪事業だけで『黒字』」のメーカーは「カワサキ」しかありません(!)
(カワサキ『黒字化』は結構なニュースでした(^_^;))
他のメーカーは「四輪」だったり「マリン」だったり、他の事業で相殺してもらって、企業全体としては成り立っている、というのが現状です(T_T)
各メーカーとも、経営陣も株主も「そうは言っても二輪やって欲しいよね。早く黒字にしてね」とお咎めなしで「許してもらっている」のが実態です。

ここに「カル◯ス・ゴ◯ン」みたいな、欧米の超合理主義な経営者がやってきたら「こんな赤字事業はすぐに撤退だ!」と言われても不思議じゃないです。
事実、例を挙げると欧州では「MVアグスタ」なんかは、ブランド名だけ転々とし、いわゆる「アゴスチーニ」が世界選手権を席巻した、「本家」はもういないですからね…。

日本の二輪業界の現状は大変危機的で、売り上げ台数も80年代始めの「バイクブーム」からすると、8割減(!)です。
最近は大型免許が教習所で比較的簡単に取れる様になり(これは「ハーレーとBMWの圧力のお陰」との噂ですが…)、団塊の世代の方々や、昔「バイクブーム」に乗っていた人達が、子供も巣立ち、経済的にも安定してきて、「リターンライダー」としてバイクを買ってくれているので、売り上げの下げ止まりが見えた、と業界は言っています。
しかし逆に言うと、そういう人達しか購入層はおらず、未来が明るいとは言えません…

で、そんな状況でサーキットなんですが、サーキットを経営・運営していて、「ヤベー、サーキット超儲かるわ〜(笑)」って感じで「左うちわ」な人っていると思います?
みんなギリギリだと思いますよ(^_^;)

「鈴鹿」や「もてぎ」なんかは半分ホンダの子会社みたいなモンですから、なんとか成り立っているのでしょう。
「菅生」もヤマハのお抱えサーキット、「富士」はトヨタですね。
「つくば」は「テイスト・オブ・ツクバ」や「筑波ツーリスト・トロフィー」なんかが、全日本選手権より盛り上がってる状況で、独自に頑張っている方だと思います。
その他の地方のミニサーキットは……想像に難くありません…(T_T)

そもそも、バイク・クルマが売れない時代。
その中で「スポーツバイク・スポーツカーを買って」「ツナギやら道具を揃えて」、「サーキットに行く!」という人がどれ程か?
絶対的に顧客層が少な過ぎます(^_^;)

そんな中、今でもサーキットを運営してくれているのは…
「モータースポーツが好きだから」と言った感じで、半ば「ボランティア」に近いんじゃないかと…
事実、「motoGP」クラスの大型イベントの時でさえ、コース脇のオフィシャルはほとんど「ボランティア」です…

そんな人達がサーキットを運営「してくれてる」状況で、近隣の方々から「うるさい!」だの「臭い!」だの文句を言われたら、サーキット側は「道交法がこうだから…」とか「車検通ってるから」と言っても、通用しないと思うんですね(^_^;)
サーキットに文句を言う「近隣の方々」にとっては、車検がどうとか全く関係無くて、「うるさいかどうか?」だけなんですよ。
「サーキット撤退要求!」とか「騒音出すな!」とか貼り紙されて、裁判なんかになったら「車検通ってるので…」なんて言っても、「うるさいから!」と言われてしまえば、今の世論ではサーキット側が勝つことはまず考えられません…

サーキット運営側としては、近隣の方々と上手く付き合いながらやっていくしか無いと思います。

なので、サーキット側も「いやいや」騒音規制を設けるしか無いんですね(T_T)
(運営側としたら、数少ない客を追い返す様なことは本来したくないはずです…)

その際の判断基準は、もはや感覚。
近隣の方々が「うるさい」と思うかどうか?だけなんです。
ホントは加速騒音に基準値を設けてやるのが一番なんですが、マフラーを作ってるアフターメーカーですら、正確に加速騒音を測定するのは難しい様でして…
JMCAの認定を取るにも、過去のデータや経験から「これは大丈夫だろう」と思って持って行き、それでもダメな場合がある位。

これを我々一般ユーザーが測定するのも、サーキット側が測定するのも至難の技で、そうするとサーキット側も測定し易い「近接騒音」を話に持ってくるしか無いんですね(^_^;)
しかし、実態は「測定値」なんて関係無く、「うるさいと思うかどうか?」ですから、「行ってみないと(走ってみないと)分からない」のが、本音でしょう。

ただ、ホントにそう言っちゃうと、「サーキットを使う側」からすると、基準が無いと困ります(^_^;)
車両によって、「近接騒音」が◯◯dBでも、加速騒音(と言うか、サーキットを走っている間に出してる騒音)は千差万別で、走ってみないと分からない…
「◯◯dB以下ならいいよ」と言われたサーキット利用者が、行ってみたら「走っちゃダメです」と言われたら、これはこれで「おめーが◯◯dB以下って言ったんじゃねーか!」と揉める原因になります(^_^;)

なので、サーキット運営側は、マージンを取って「純正同等」とか、数値を出すにしてもかなり厳しめの基準値を出して…(純正以下って無理ですもんね(^_^;))、色んな所に配慮した結果、「こう言うしか無い」といったところではないでしょうか?

事実、「近接騒音」がオーバーしてても、走ってみたらOKな所もあります。(袖ヶ浦とか)

まあ、サーキットを使う側も、「使わせてもらっている」という意識は持っていた方がいいのかもしれないですね。

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コメント 4

miyappp

こんばんはー
このような記事を書いていただきありがとうございます
ムロちゃんさんらしい噛み砕いた内容で
とてもわかりやすい記事でした
自分がノーマルマフラーうんぬんのことについて
最初に目にとまったのが
その袖ヶ浦の走行会に関してのものでしたので
それで現代にサーキットを運営されたいる方々の
苦労を知ることになったのですが
当然の時代の流れだといえばそうだと受け止めております
将来、電動バイクにでもなれば
このような問題も解消できるのでしょうけれど
果たして電動バイクでも同じように走りたいと思えるのか
今はまだ分かりませんが
正直自分にはちょっとムリのような気がします
私の場合はそれ以前にまずいろいろと準備が必要なので
スタートラインにすら立っておりませんが・・・(^^;
by miyappp (2017-03-13 22:29) 

tai-yama

直管なオートレースはもっと爆音だったり・・・・
ふなばしオートは潰れてしまい。公営のオートレースも厳しかったり。
by tai-yama (2017-03-13 23:24) 

ムロちゃん

miyapppさん
コメントありがとうございます(^_^)
こうして考えると、日本は世界一の二輪メーカー大国なのに、モータースポーツが文化として根付いていないのは、少し悲しいですね…
欧州だと、「バレンシアサーキット」なんかは、普通に街の中心部にあって、motoGPが開催される時なんかは、それこそみんなでお祭り騒ぎで、騒音で揉めるなんて考えられないですし…(^_^;)
でも、そんな中でもサーキットを運営してくれてるだけありがたいと思い、「使う側のマナー」も大事にしたいですね(^_^)
運営側がそっぽを向いて、「もうやめます」とならない様にしないと…
ちなみに、「袖ヶ浦」でしたら、基準の近接騒音はかなりマージンを取っているので、なおさら一度職員の方に確認した方がいいと思います(^-^)/
by ムロちゃん (2017-03-14 00:12) 

ムロちゃん

tai-yamaさん
コメントありがとうございます(^_^)
昔からある様なサーキットやオートレース場だと、近隣の方々も「こんなもんだ」と思ってくれてるので、大問題にならないのかもしれないですね。
オートレースが厳しいのは、「若手が入ってくれない」というのも原因の一つだと思っています…
オートレースで成功するために必要な労力と、成功した時の報酬が釣り合わず、「オートレーサーになる!」という若い人がいませんし…(^_^;)
by ムロちゃん (2017-03-14 00:18) 

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