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新旧CBRのスペック比較の際の注意点 [CBR250RR]

こんにちは!ムロちゃんです。

新型CBR250RRの売り文句に「クラス最強スペック」というのがあります。

こういうスーパースポーツの宿命とも言えますが、よくスペックの数字だけを見て「凄い!」とか「ショボい!」とか、まだほとんどの人が乗ったこと無い(どころか、日本仕様は発表すらされていない…(^^;)にも関わらず、「数字」だけが一人歩きしている印象があります…

まあ、バイクの良し悪しはスペックだけじゃない事は皆さん言うまでも無い事でしょうし、そんなのほっとけばいいんですが、あまりにも「数字の一人歩き」が多く見られるので、ちょっと説明を…

よく聞く(見る)評価としては、「20年以上前のMC22(旧CBR250RR)は、馬力規制が入っても40psで重量も157kg。新型は馬力が下がって重くなってるなんて!なんてショボいんだ!」というヤツですが…

『でもそれは大きなミステイク』

新型はMC22より軽いです!(しかも圧倒的に!)

ホンダに限らず国内メーカーのカタログスペックの重量表記は、2009年頃を境に「『乾燥』重量」から「『整備or装備』重量」に変わっています。
(これに関して各メーカー共に正式なアナウンスは無く、かつ、同じメーカーでもモデル毎に表記の変更時期が違うため、非常に間違えやすいですが…)

『乾燥』重量とは、部品だけの重量の足し算。
その中に液体関係の重量は含まれていません。
具体的には、ガソリン空っぽ・エンジンオイル無し・ラジエター液無し・ブレーキフルード無し・バッテリー液無し・フォークオイル無し、です。
もちろん、こんな状態では走れません(^^;

ユーザーが実際に乗る時とあまりにもかけ離れた『乾燥』重量に意味はあるのか?
ということで、2009年頃を境に、上記液体関係も含めた『整備or装備』重量に表記が変わりました。
どのくらい違うかというと、車両毎にガソリンタンク容量・オイル量等違うため一概には言えませんが、概ね約+20kgが相場です。

とすると、MC22の重量は約177kg。
新型は約12kgも軽いです!!

馬力もMC22は40psで、新型は(インドネシア仕様ですが)38.7ps。その差は1.3ps。
はっきり言って、大量生産している工業製品の中では「誤差」の範囲です(笑)
さらに(当たり前ですが)MC22の最終モデルは2000年製。17年も前です。
今でも40psを出せるほどコンディションの良い車両があるかどうか…
(しかも車検も無い250なので、まともにメンテされた車両なんて極まれです(^^;)

馬力にほとんど差は無く12kgも軽い上に、車体構成や足回り等は16年分の進化をした車両…
スーパースポーツとしての性能は比べるまでも無く新型が上回っているでしょう。

ただMC22にも新型には無い魅力はあります。
なんと言っても4気筒。あの甲高い高回転サウンドは何物にも代え難い魅力です。
が、これは「スペック」では無いですよね?(^^;
やはり、バイクの良し悪しはスペックだけじゃ無いです。

で、こういう重量の話をすると必ず出てくるのが「2st最高!」(^^;
でも2stモデルも時期的に『乾燥』重量です。
2stの代名詞「NSR250R」の最終型「MC28」は、馬力は同じく規制がかかって40ps。重量は137kgです。
2stのオイル量は4stとかなり違うので、今の表記にするとどのくらいか難しいところですが、仮に+20kgとすると157kg。
新型CBRとの差は10kgもありません(^^;

こちらももちろん2stならではの魅力は当然あって、あの独特な吹け上がり感・パワーバンドに入った高揚感・エンブレの少ない減速感は大きな魅力です(^^)
でも、これも「スペック」では無いですよね(^^;
やはり、バイクの良し悪しはスペックだけじゃないです。

250SS比較.jpg


それでも「スペック大好き!」な方の為に、簡単に250SSのスペック表を作ってみましたが…
僕が新型CBRを選ぶ前は、当然これらの各機種は比較検討しました。

まず、大前提として125DUKEから乗り換える最大の理由は過去にも書いたように、「サーキット走行会の選択肢を増やす」です。
なので、250cc以上は必須。
かつ、僕は馬力にはそこまで頓着しておらず(気にはなりますが…(笑))、「重量・フレーム構成・足回り等、スポーツライディングに最適なバイクはどれか?」が判断基準でした。

250クラスのSSの火付け役、「NINJA250」は、これが無ければ今の250クラスの盛り上がりは無いと思うので、ありがたい存在だとは思いますが、エンジン・フレーム共、基本設計は「GPZ250(1983)」まで遡ります(^^;
もちろん1983年そのままでは無く、各部アップデートされていますが、やはり基本設計の古さは隠せません。

「YZF-R25」は「打倒NINJA250」を目標に、エンジン・フレーム共新設計されたモデルです。
しかし、R25とNINJA250とは売価はほぼ同じ。
NINJAが安いのは、基本設計が変わっていない故に、開発費もそれほどかかっていない上に、製造上の新しい投資も少なくて済んだからでしょう。
R25が新設計なのにほぼ同額なのは、どこかでコストダウンをしているからです。
各部で知恵を絞って努力されたんでしょうが、個人的に大きなポイントは「リンク機構無しリアサス」です。(R25はスイングアームにリアサス直付け)
(個人的には「ハンドリングのヤマハ」がハンドリングを捨てて「パワー勝負に行った」ことに驚きました…(^^;)
一般道(特にメインマーケットの東南アジア)では大きな問題にならないですが、レースをやってる方々からは、リンク無しで苦労している話をよく聞きます。
高速コーナーにセッティングを合わせると、バネレートを上げるしかなく、そうすると低速コーナーでサスが入らない…
リアサスのアップデートはお金をかければ出来ますが、スイングアームにリンクを持たせるのは容易ではありません…

新型CBRはエンジン・フレーム共に新設計。
フレーム骨格も大型SSに近いですし、倒立フォーク・アルミスイングアーム等、現在のスポーツライディングに必要な装備が一番揃っています。(その分高いけど…(^^;)
パンチのあるエンジンに、軽量・コンパクトな車体、そして見た目!
後だしジャンケンだからこそとも言えますが、現時点で一番魅力的に思ったのが新型CBRでした。
もし、125DUKEでバイクに復帰するのが一年遅く、その時新型CBR以上に魅力的なバイクがあったなら、そちらを選んだでしょうね(^^;
まさにタイミング。バイクは欲しいと思ったときに買う。
(特にスーパースポーツは)常に進化はしてるでしょうから、先の事を考えていたら、いつまで経っても買えません…(^^;

僕が新型CBRを選ぶ際に、最大の対抗馬だったのは「NINJA250SL」です。
なんと言っても「圧倒的に軽い!」下手すりゃ2stより軽い!
馬力も29psで十分だと思いますし、エンジンは「KLX250」の流用ですが、フレームは専用の新設計。
倒立フォークこそ無いですが、ここまで軽ければ倒立にするほど剛性が必要か?とも思うので、「あり」でした。
リアサスもリンク持ってますし。
さらに「安い!」(笑)

しかし、上記の機種は全て妻にも見せましたが、「デザインが気に入らない」という理由で「NINJA250SL」はボツ(笑)
でも、妻は当然「スペックの数字」なんて知りませんし、話しても理解もしません(^^;
単純に自分の直感で「これが一番カッコいい」と思ったのが、新型CBRだったのです。
数字では表せない「バイク本来の魅力」に一番近い判断をしたのは妻、とも言えます(^^;

長々書きましたが、言いたい事は「バイクの良し悪しはスペックだけでは無い」ことと、「それでも数字で話をするなら、『それがどんな状態での数字か?』把握する必要がある」という事です。
数字はホントに一人歩きしやすいですから…

バイクは見た目!全然いいじゃん!(笑) 

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コメント 8

tai-yama

スペック通りの力を出し切れるほど運転できるのかよ?と言われると・・・
スペック通りの性能を出し切るって公道ではほとんど無理な気がしたり。
私の場合は馬力換算で1/3ぐらいです(笑)。
by tai-yama (2017-03-22 23:31) 

miyappp

こんばんは
昔、バイクを6台所有していたころに
CBR250FOUR(MC14)も所有していました
スペックで言えば45HP 乾燥重量138kg 車両重量153kgと
今思えば凄まじいものですが
このバイクは欲しくて所有したものではなく
弟が所有していたものを諸事情で手放すことになったものを
私が引き取ったものです
しかしFZ250フェザーから始まったあのクォーターマルチの超高回転エンジンは
個人的には正直好きにはなれませんでしたね
パワーバンドに入ったときの加速は4st250の割には凄いものでしたが
下はスカスカでニョワニョワと耳障りな高周波の音を出しながら
どこまでも廻り続けるエンジンは街乗りでは疲れるだけで
エンジンからの脈動も無いに等しいので
路面のトラクションを捉えにくいのも好きになれず
せいぜい楽しみ方としては
「1速だけで近所にメシを食いに行く高級マシン」でした
NSRは初代でさえ初めて乗ったときはこの世の加速とは思えなかったなぁ
by miyappp (2017-03-23 00:10) 

ムロちゃん

tai-yamaさん
コメントありがとうございます(^_^)
スペックのパワーなんて使い切らなくて当然だと思いますよ(^_^;)
125DUKEの15psでさえ110km/hを超える訳ですから、すでに高速道路の法定速度を超えています(笑)
数字にとらわれず、趣味趣向品なんですから、自分が気に入ったバイクを選べば、それがその人の「ベストバイク」だと思いますよ(^_^)
by ムロちゃん (2017-03-23 07:00) 

ムロちゃん

miyapppさん
コメントありがとうございます(^_^)
6台もお持ちだったんですね(^_^;)
おっしゃる通り、スペックでは分からない要素の方が多いですから、あくまで目安として見る方がいいですよね。
それでもあの高周波サウンドが好きな人はMC22が「その人にとってベストバイク」でしょうから…
by ムロちゃん (2017-03-23 07:03) 

まさおか

おはようございます(・ω・)ノ
性能だけだと125ccのバイクで充分速いです。
僕の能力と体格だと扱いきれるのは公道仕様だと250cc迄かなぁ。
それ以上は僕の場合だと同じく見た目と見栄だけです(笑)
by まさおか (2017-03-23 07:59) 

ムロちゃん

まさおかさん
コメントありがとうございます(^_^)
ホント、排気量の制限が無ければ125DUKEに何の不足も感じません(^_^;)
「見た目と見栄」大事です!
RC45なんてそれの極みみたいなもんですから(笑)
by ムロちゃん (2017-03-23 17:42) 

miyappp

>それでもあの高周波サウンドが好きな人はMC22が「その人にとってベストバイク」でしょうから…
クォーターマルチが出たてのころは
街中で聞くあの異次元サウンドからくる超精密機械感はたまらなかった~
「日本のメーカーってやっぱり凄いんだなぁ」と思わずにいられませんでしたね
友人がフェザーを街中で見掛けたとき
当時聞き慣れなかったジェット機みたいな音を聞き続けたくて
後ろに付いてどっかにいってしまったことがありました
by miyappp (2017-03-23 17:57) 

ムロちゃん

miyapppさん
僕もクォーターマルチの魅力は感じます(^_^)
まさに「バブルの賜物」とも言えますが、あんな精密機械のエンジンは、日本メーカーの技術力の結晶だと思います(^_^)
それぞれ「良いところ」があるので、比べるのがそもそもって気がしますね(^_^;)
by ムロちゃん (2017-03-23 18:16) 

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